街情報・雷門（かみなりもん）

東京都台東区浅草1-2・1-3

街情報・日本を象徴する風景の雷門

日本を象徴する風景の雷門（かみなりもん）
浅草寺（せんそうじ）の雷門は浅草のシンボルとして有名ですが、「雷門」は浅草寺の山門で、正式名称は、風雷神門と言います。
門の左側に風神、右側に雷神がある朱塗りの山門で、門の中央には、重さ１００キロを超える提灯が吊り下げられています。

～雷門の歴史～
初代の雷門は、９４２年頃に造られたとされています。
山門はしばしば火災により消失されており、江戸時代だけでも２度も建て替えられています。
最後の火災は１８６５年であり、
以後、１００年近く恒久的な建築物としての山門は姿を消しました。
明治年間から太平洋戦争後にかけては、
様々な形態の仮設の雷門が登場したと伝えられ、いずれも博覧会の開催や戦勝記念など、
それぞれのイベント的な要素が強く、素材は鉄骨やコンクリート等の構造もあったほか、大きさも様々だったそうです。
１９６０年、松下電器の創設者、松下幸之助が門及び大提灯を寄進し、現在の鉄筋コンクリート造の雷門が成立しました。

～提灯（ちょうちん）について～
提灯は、数年おきに補修、数十年おきに新調が繰り返されていましたが、
２００３年に江戸開府４００年を記念して改めて新調され、この際、提灯は従来の物より一回り大きくなり、直径３．３ｍ、高さ３．９ｍ、重さ７００ｋｇとなりました。